« 「仕組み」仕事術 | トップページ | 『レバレッジ・オーガナイザー』はじめました »

2008年3月25日 (火)

「仕事力10倍アップのための新・知的生産術」

 今回は非売品のDVDから、神田正典さんと勝間和代さんの対談を紹介します。先日、ビックカメラにパソコンソフト「iMindMap」を買いに行き、おまけとして付属していたものです。対談については週刊ダイヤモンド等でも報じられていましたが、興味深い内容でした。DVDなので繰り返し見ながら、「重要」と思ったポイントを、おおまかな発言とともに記していきます。(以下文中敬称略)

 神田:まず、この対談にあたって「これだけはきいておきたい」ということがある方はいらっしゃいますか?

 3名の方が手を挙げる

1.私たちは生産性を上げた先に、どこを目指しているのでしょうか?

2.勝間さんの苦労話をお聞かせください

3.神田さんが『非常識な成功法則』を出されたときと、現在は状況がことなりますが、今後どうなっていくのでしょうか?

神田:では、勝間さんの苦労した話からいきましょうか

勝間:私がマッキンゼーに入った当初は「なんでこんな奴雇ったんだ」と周囲のひと全員から言われるくらい、周りの人と話がかみあっていませんでした。当時の上司が「勝間のどこがよくないのか」をアンケートにして集計したんですね。そこでわかったのは「①相手の話をきいていない②話がとぶ③しゃべるのが早い」ということなんです。いまでもしゃべるのは早いですけれども

神田:でもそういった厳しい環境にいて「めげない」というのはすごいですね。それにアンケートもそうですけど、周りはどうして勝間さんをサポートするんでしょうね?

勝間:周りの人から見ると「助けてオーラ」が出ているらしいんですよ

神田:勝間さんは根底にピュアなものを持っていて、さらに厳しい環境で一生懸命なところに、周りの人は「助けてあげたい」と思うんでしょうね

 ここで話題転換。本についての話になる

勝間:私は神田さんの著書の影響が大きいんですよ。フォトリーディングを始めたのもそうですし、自分自身にも深みがでてきました。

神田:僕は「本を出すのは誰にでもできる」といってきました。ただ、この間アマゾンの本のランキングに名を連ねている人を見ると、フォトリーディングの受講者が多いんですよ。

勝間:本を出した人と出さなかった人の違いは「やったかやらないか」なんですよ。今回の参加者の方にも、まずはブログを書いてください

 話題転換。過去と現在の状況についての話になる

神田:過去と今では状況が違う、というのは勝間さんはどこら辺にあると思いますか?

勝間:Social Responsibility Investment (SRI)、「社会責任投資」ですね。ただ、知人に言われてショックだったのが、「日本に社会責任投資が根付くはずがない。なぜなら日本には‘社会’も‘責任’も’投資’もないからだ」ということですね。日本は真剣に考えていく必要があると思います。

神田:私は「Age of Responsibility」だと思います。『非常識な成功法則』を出したときには「スタートでは悪人になれ」といっていますが、読者の方から「最近と7・8年前は環境が違うんじゃないか」といわれています。そして2009年には社会起業がブームになると予測しています。

 僕の持論に「70年周期」というのがありまして、時代によってヒーローが変わってくるんですね。1945年からは「物をつくるひと」(井深さん)1963年からは「広げるひと」(中内さん)1975年からは「良くするひと」(大前さん)1998年からは「壊すひと」(三木谷さん)がヒーローです。そして現在は「破壊の時代」から「新しい価値観」へ移る途中なんですね。

 そして、「情報=お金」の時代に才能のある人とない人の格差が大きくなる。そのとき「情報を持った人がどう責任を持つか?」というのが非常に重要になると思います。「このまま生産技術を野放図に大きくしていいのか?」ということに対していつも危機感をもっています。

勝間:生産性を高めるうえでは「①やることを減らす②自分テーマを設定する」の二つが必要です。生産性を高めることが目的になっては本末転倒です。

 第二部:参加者とのQ&A

Q:勝間さんの『グーグル化』の本に神田さんの本が二冊しか紹介されていなくて「あれっ?」と思ったのですが

A:勝間:117冊中2冊なので多いほうだと思います。また、神田さんの本はどれも深い内容なので、しっかりと汲み取っていただきたいと思います

Q:生産性を高めるためにどのような価値観をもっているのでしょうか?

A:神田:「偶然性」を大事にしています。

 勝間:「自分にも地球にも負荷がかかること(酒・煙草等)」はやめます

Q:神田さんが監訳された『三つの原理』について、三つのモデルに出会ったときのイメージを教えていただきたいのですが

A:神田:「確かなものだな」という印象ですね

Q:お二人がうまくいかないときにどう考えて行動するのか教えてください

A:勝間:私の座右の銘が「起きてることは全て正しい」なんですね。一見不幸なことでも後から考えると「起こってよかった」ということが多いです

 神田:私は「Trust Yourself」です。経歴を見ていると「カッコイイ」という印象を持たれるかもしれませんが、「泥沼をはいつくばる」というのが実際です。

Q:お二人が「①注目している人②今後の執筆予定」を教えてください

A:神田:①特にいないですが、ここにいらっしゃる方(対談の参加者)に注目したいです②現在はメディア(映像)に力をいれておりまして、今は書いておりません

 勝間:①堺屋太一さんです。あの人の仕組みづくり・筆の力はすごいです。ロールモデルとして注目していきたいです②四月に二冊「利益をどうやってつくるか」「どうやって考えるか」を予定しています。今年はあと3・4冊出す予定です

Q:①「社会起業の定義」と②「なぜ今若い人の間で社会起業がはやっているのか」を教えて下さい

A:神田①通常であれば利益につながらない分野で、ビジネスの仕組みを使って利益を出していくこと②若い人には反骨精神があります。物が満たされている若い人にとって、「金持ちに対して‘NO’ということがカッコイイ。でうすから自己実現として社会起業につながっています

 ざっとまとめてみましたが、非常にレベルの高い対談でした。ところどころ実際の発言とは異なる箇所もありますが、その点はご容赦下さい。

« 「仕組み」仕事術 | トップページ | 『レバレッジ・オーガナイザー』はじめました »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/537100/11796789

この記事へのトラックバック一覧です: 「仕事力10倍アップのための新・知的生産術」:

« 「仕組み」仕事術 | トップページ | 『レバレッジ・オーガナイザー』はじめました »